和ギャラリー 川平屋

豊田市の振袖・着物 和ギャラリー 川平屋



tel0565(32)0201
住所豊田市挙母町1丁目43
営業時間10:00 – 19:30
定休日火曜日 月末の水曜日
HPhttp://www.kawahiraya.co.jp/

かつては、着物で家事をしていました。もちろん、正絹ではなく、ウール素材で、動きやすさより、保温重視であったと思います。
当時卒入学シーズンにも多くのお母さんが着物で出席されていました。そんな時代を経て、現在では正式な場に出るとなると、やはり着物を選ぶ感覚です。日本に古式ゆかしき時代からの民俗衣装だと忘れがちなこの頃です。
今回は和服を取り扱ってみえる川平屋をご紹介しましょう。

川平屋は創業112年を数える老舗です。着物一筋です。名前の由来は、初代創業者が番頭さんで勤務されていたお店の名前の上の字の「川」と奥さんになら れた方の在所の屋号の上の字の「平」を併せて命名されたそうです。各々がお世話になったところの屋号の一字から名づけるのには、初心に帰る気持ちやお世話になったことを忘れない気持ちの表れなのでしょうか、『~のお蔭』という感じなのでしょうね。

二代目、三代目と継承され、着物を中心に付随した商品や文化教室の開講、洋装も手がけられたそうです。現在は後継者が四代目社長となられ、新店舗や写真工房を新たにオープンされました。そんなお店の若女将の美保子さん。
「和の心を大切にし、お客様の喜びを創造する会社として力を注ぎたいと思います。また、従業員にも喜びを感じる仕事をしてもらいたいと思い、ディスプレーや販売等を任せ、生きがいややりがいを感じてもらえたらと思っています。」

んんん、ES(従業員満足 Employee Satisfaction)ですね。

「消費者が女性でありながら、作家の先生、産地メーカーは男性中心です。ユーザーが女性なら、女性の意見が少し取り入れられてもしかりと感じていますが、なかなかはいり込めません。何とかして女性の私も力になりたいと思います。」

ふむふむ、この世界、販売は女性が多いのですが、その過程は女人禁制?この殻を何とか破りたいとフロンティア、チャレンジ精神に燃える美保子さん。ブログ を手がけられたり、中心市街地で行われている一店逸品運動(柄足袋を推奨)にも参加され、商売には意欲的です。日本の伝統文化である呉服を新しい切り口で 販路開拓に乗り出している感じがしました。

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